ARON 松岡です!!
今回は、面白そうな記事を見つけたのでご紹介していきます!!
考えると、疑問に思うことです。
では、早速ご紹介していきます。
昆布が海の中でダシが出ないのは何故なのかについて解説します。
【昆布が海の中でダシが出ないのはなぜ?】
A.乾燥させる段階でダシが作られるから
B.海水とお湯では浸透圧が違うから
C.昆布が生きてくために必要な栄養素だから
D.実はダシは出ている
1度は聞いたことのあるフレーズ「昆布が海の中でダシがでないのなんでだろう~♪」
おそらくほとんどの人がどこかで耳にしたことがあるフレーズではないでしょうか。。
しかし、笑って聞き流していたこのフレーズについて、本気で「なんでだろう?」と考えたことはありますか?
【昆布が海の中でダシが出ない本当の理由とは?】
まずはダシについて解説しましょう。
ダシとは、旨み成分であるグルタミン酸のことです。
このグルタミン酸が水分に溶けだすことにより、旨みのある汁となります。
しかし、どうして昆布は、海水の中ではグルタミン酸が溶けだしてダシが出てしまわないのでしょうか?
それは、昆布が海の中で“生きているから”なのです!
昆布が生きている間はグルタミン酸が細胞膜に包まれているため、海水に漏れ出さないそうです。
グルタミン酸は昆布が生きていくためにも必要な成分のため、生きているうちは海の中に漏れ出ることはないのです。
昆布が死んでしまうと、細胞膜が壊れて、ダシが出るようになります。
食用としては昆布を乾燥させますが、これはより旨みを凝縮させる効果があります。
昆布は海藻のダシのひとつですが、同様にカツオ節や魚のアラでもダシをとったりしますよね。
魚も昆布と同様で、生きているうちは水中にダシが出ていくことはありません。
魚も生きていくための大切な栄養素として、細胞膜内に蓄えているからです。
魚についても昆布と同じで、死んだことにより細胞膜が壊れて、初めてダシが出るようになります。
これはもちろん人間も同じことがいえます。
お風呂に入ったときに、「もしかして自分のダシがお風呂に出てる?」と考えたことはありませんか。
汗などの体液はお風呂に出ているかもしれませんが、生きていくために必要な栄養素、つまりダシとなるような成分は出ていくことはないのです。
【まとめ】
昆布のダシの正体は細胞膜内に蓄えている「グルタミン酸(旨み成分)」である。
海水の中では昆布が生きている状態なので、海水の中でもダシが出る事がない。
昆布が死ぬことによって細胞膜が壊れ、その結果ダシとしてグルタミン酸が水分に溶けだしている。
魚や人間も同様で水につかっているだけではダシが出ることはない。
いかがでしたか?
疑問に思うことは、なかなかないかもしれませんが、意外と知らないことではないでしょうか?
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