ARON 松岡です!!
朝晩がだんだん涼しくなり、秋の陽気を感じてきましたね!!
秋と言えば!
「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」いろいろあります!
今回は、さんまの雑学を見つけたのでご紹介していきます!

【江戸時代、さんまは何に使われていた?】
A.灯火の油
B.家畜の餌
C.薬
D.出汁
さんまは江戸時代はほとんど食べられておらず、灯火用の油として使われていた。
多発する火事と人口の増加により、さんまは食されるようになった。
そんな「さんま」ですが、寄生虫も多くいます。
その寄生虫も気をつけてください!
【さんまの寄生虫の種類】
●サンマヒジキムシ(別名:ペンネラ)
ヒジキに似ていることからこの名前がつきました。
色は黒色で、体長は7cm。
寄生場所は体の表面で、頭部をさんまの体に埋没させてくっついています。
寄生虫としてついていることが多いようです。
ただ、お店に並べられるまでの間にだいたいは引き抜いて処理されてしまうので、実際に見かけることは少ないです。
人間には寄生しないので、万一食べてしまっても害は無いとのこと。
でも念のため引き抜いてちゃんと火を通して食べたほうが良さそうです。
●サンマウオジラミ
サンマウオジラミはさんまの体表に寄生する虫です。
色は茶褐色で体長は3mm~6mm程。
水揚げされる時にだいたいは取れてしまうので見かけることはほとんどありませんが、寄生虫がいた場所には黒く丸い跡が残ってしまいます。
人間に寄生することはないそうですし、サンマウオジラミもさんまの筋肉までは寄生しないようなので、食べる際は気にしなくて良いとのことです。
万一くっついていたら取り除いてしまいましょう。
●ラジノリンクス
さんまなどの青魚の内臓に寄生します。
赤もしくはオレンジっぽい色をしていて、体長は2~3cm程。
捌いて開いたら内臓にいたり、さんまの肛門から出てきてたりもするようです。
こちらも人間には寄生しません。万一食べてしまっても害はないとのこと。
●アニサキス
寄生虫の中でも一番厄介なのがこのアニサキスです。
正確に言うとアニサキスの幼虫ですが、見た目は白い糸状で体長は2~3cm。
このアニサキスの幼虫を、生もしくは加熱が不十分な状態で食べることによって食中毒になってしまいます。
症状は、激しい腹痛・嘔吐・じんましんなどがあります。
このような症状が起きたら速やかに病院へ診察に行くことをおすすめします。
アニサキスの予防法としては、なるべく新鮮な魚を選び、すぐに内臓を取り除くようにしてください。
時間が経つと内臓から筋肉へ移動してしまう場合もあるようです。
十分に加熱することが予防法として非常に効果があります。
アニサキスの幼虫は熱に弱く、60℃では1分程度、70℃では瞬時に死滅してしまいます。
【さんまは漢字で書くと「秋刀魚」と書きますよね?】
これは「秋に獲れる刀のような魚」というところからこの漢字になりました。
今では秋の味覚として代表的な食べ物ですが、実は江戸時代にはあまり食べられていなかったそう。
その時代は脂の少ない淡泊な魚が上品な食べ物とされており、脂の多いさんまは下品とされていました。
そのため、庶民すらもほとんど食べず、用途と言えば灯火用の油として使われる程度。
しかし、このさんまが食べられるようになったきっかけがありました。
それは江戸時代に幾度となくおきた火事です。
あまりにもたくさんの火事が起きたことと、江戸の人口の増加により、食べ物を好き嫌いで選んでいられなくなり、さんまが食べられるようになったそうです。
それでも武士はさんまが刀に似ていることから食べるのを避けていたそうです。
こんなに美味しいさんまが食べられるようになったきっかけがまさか火事にあったとは驚きですね。
いかがでしたか?
知っていることや、知らないこともあったのではないでしょうか?
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