ARON 松岡です!
今、話題の『鬼滅の刃』!!
僕もハマって読んでいます。
今回、鬼滅の記事を見つけたのでご紹介いたします!!
呼吸は無意識的な生理現象だが、正しく行なえている人は少ない。
書籍『きほんの呼吸 横隔膜がきちんと動けば、ムダなく動ける体に変わる!』では、フロリダ大学大学院で応用運動生理学を修了後、MLBやNBAでアスレティックトレーナーを務めた経歴を持つ大貫崇氏が、その知見を生かして呼吸の仕組みをわかりやすく解説。
トップアスリートだけでなく、一般人でもすぐに効果が出る実践的なメソッドが詰め込まれている。
新型コロナの影響で悩まされるマスク着用時の呼吸、さらに完結したばかりの人気マンガ『鬼滅の刃(きめつのやいば)』の作中に登場する「全集中の呼吸」など、今気になる呼吸の疑問について聞いた。
――ズバリ、正しい呼吸とはいったいなんなのですか?
実は正しい呼吸って存在しないんです。
ですが、基本は横隔膜を上下させ、胸とおなかを同時に膨らませるように息を吸い、しぼませるように息を吐くことです。
「吸う」「吐く」「止める」を1:3:1の割合で行なうのがポイントですね。
世の中にはさまざまな呼吸法がありますが、基本となるのはこの形なんです。
通常、人は毎分10~15回ほど呼吸をしていますが、呼吸が少なければ少ないほど落ち着きます。
トレーニングを受けている人の中には1分間に3~4回という人もいます。
まずは吐く時間を長くして、呼吸の回数を少し減らしてみることを心がけてみてください。
――自分が上手に呼吸できているかどうかをチェックするにはどうすればいいんでしょうか?
一番簡単なのは風船を膨らませることですね。
うまく膨らまなかったり、鼻から息が吸えなかったりしたら上手に呼吸できていない可能性が高いです。
また、あおむけに寝た状態で胸とおへその位置に手を置き、いつもの呼吸をしたとき、おなかだけがへこんでしまって胸とおなかに段差ができてしまうのもよくない。
正常な呼吸ができていれば、胸とおなかは均等に膨らむはずです。
それから肩凝り、歯ぎしりがひどい人も危険ですね。
基本の呼吸ができていないとあらゆる形で体に影響が出てくるんです。
――呼吸といえば、先日、週刊少年ジャンプで完結した話題のマンガ『鬼滅の刃』の話を振らないわけにはいきません。主人公たち(人間)が敵(鬼)を倒すための必殺奥義として、大量の酸素を取り込むことで一時的に身体能力を向上させる「全集中の呼吸」という技を使います。呼吸の専門家として、何かご意見はありますか?
実は名古屋の書店で『鬼滅の刃』のコミックスと私の書籍を並べて置いてもらったことがあるんです(笑)。
作中では、「全集中の呼吸」を四六時中行なうことで身体能力を高める「全集中・常中」という技術が出てきますが、これを現実に置き換えると、肋骨(ろっこつ)が下がり、横隔膜がいい位置にある状態といえます。
すなわち、私がこの本で紹介している呼吸の基本形と同じ状態なんです。
作中で主人公が修行しているシーンがありましたが、肋骨を下げるのに苦労したんだろうなあと思っていました。
この状態であれば、息を吸うことも吐くことも変幻自在ですし、その状態を常にキープすることができれば、確かに身体能力を向上させることができますね。
さらに精神が安定しますし、おまけに生活習慣病のリスクも下がり、睡眠の質が上がって回復力も高まると思いますよ。
『鬼滅の刃』がこれだけ話題になったことで、呼吸に目を向けてくれる人もすごく増えたと思います。
小中学生が興味を持ってくれるのもうれしいですし、例えばストレスフルな生活をしている経営者の方たちにももっと呼吸に注目してほしいなと思います。
呼吸は日常生活の中で、たくさん無意識のうちに行われています。
いいことが、あるのであれば試してみたいです!
まずは、大きく深呼吸するところからやって見たいと思います!!
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